さぁ、
実験しよう。

緊急事態宣言が解除され、人々が動き始めました。でも、新型コロナウイルスが消えたわけではありません。私たちは毎日ウイルスと一緒に暮らしています。学校、スポーツ、芸術、ショッピング、そしてみんなで集まって乾杯するにはどうすればいいの? どうやら、なにか工夫が必要です。

 
 

わかりやすく、
楽しく、
そして、美しく。

感染予防って? 安全な距離って? みんなでワイワイ騒いでいいの? 先生も生徒も、店主もお客さんも、今はみんな手探りです。そこで私たちは、札幌市民交流プラザのあちこちで実験を始めました。「しくみ」は新しい日常について考え、実験し、共有するプロジェクトです。わかりやすく、楽しく、そして、美しく。

 
 
 

新しい日常の
教科書づくり。

まず私たちは「札幌市民交流プラザ」で実験を始めました。ギャラリー、劇場、図書館、カフェ、オフィスなど複合的な機能を持ち、多くの市民や旅行者が集まる札幌市民交流プラザは、小さな街のよう。新型コロナウイルスをきっかけに生まれつつある、新しい生活様式における多くの課題に対して、各分野の専門家が知識、経験、技術を活かして、様々な団体・空間と協同して実験を行い、その過程、制作物、制作方法をオープンソースとして公開していきます。実験を繰り返す中で、さらに多くの専門家と協力し、誰もが使える「新しい日常の教科書づくり」を目指します。

 
 

しくみ

『しくみ』は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を考えるにあたって、日々更新されていく日常生活対策を、応急処置的にではなく[安心][安全][楽しい][美しい][機能的][簡単][応用][低コスト]を踏まえ、実証・実験を繰り返しながら形に(デザイン)して行くプロジェクトです。多くの方が利用する公共施設から始まったこのプロジェクトは、ここで学んだノウハウを多くの方に公開共有し、今後、様々の商業施設などに応用展開して行ってもらえる事を目的としています。